La Kanro

腐れ縁のカレが東天満にフレンチレストランをオープンさせた。

カレとは、ナカミネ・ジュンイチ。
昔からのブログ読者ならピンと来るだろう。(最近の記事にも登場してたし)
パリの三ツ星アストランスで修行、恐らくカレと同じような時期にアストランスで修行していたカンテサンス岸田氏、パッサージュ53の佐藤氏などが居る。
帰国後は、Kamoshiya Kusumoto。ここでカレと出会ったわけですが、個性強すぎ!酒癖悪い、正直な物言いなので時にはムカツクことも(笑)
でも、何故か憎めない存在。。。Kusumotoを辞めたあと、一発芸人のようにプッツリ連絡途絶えてたのに最近一緒にメシ食いに行ったりと縁は切れなかった(笑)

カレの料理は食べたこと無くて、カレー屋すんの?とかからかってたけど、この3年間ええ店で食べまくってたらしい。京都の和食はほとんど制覇?
何処で修行したかも重要だが、何処の店で食べてきたかも料理人には重要であると思っている。
もちろん、取捨選択できる舌が無いといけませんが。。。
オープン仕立ての店って昔は速攻行くようにしてたけど、今は慌てることもなく、ちょっと落ち着いてから周りの評判が固まってからにしようと保守的に変化した。
でも、カレの店は気になって気になって仕方なかった。
店は南森町駅から10分は歩きます。(葉書のマップは近そうに見えた。最も近いのはJR東西線大阪天満宮駅)
歩いてて何でこんな遠いねん!と段々腹が立ってきたころに到着。

二重扉になってます。
いや、もう今までのカレのイメージとは全く違った、超上質な空間だった。
目に入る物にチープなものは一切無い。
何や、意外とセンス良かったんや(笑 sorry) てか、かなり良いでは無いか!
アンビエントな音楽。

0

お互い緊張しつつスタート(笑)
通常のコースとは少し違います。(魚料理が無いとか皿数少なくしてもらってます)

*グジェール

1

ジャガイモ風味はわからなかったなあ。
静かなスタート。

ランチョンマットは本皮!
大好きなガティノワで乾杯。
グラスは7割方ロブマイヤーだそうだ。
カトラリーも良いね!アンティークな風情で機能的。(以前記事でラギョールのナイフのこと書いてたことにやたら反応してた。そんなこと書くなって)

*赤パプリカの泡ジュレ

2

オマージュだそうな。→コート・ドール
と言っても発想だけ頂いて構成はかなり軽く、食感はどっかで食べた記憶あるよなあ。。。と思ってたら、フルーチェ!(古いな)
アミューズ的には良いと思います。

*パン、ブール

3

良い感じ!
自家製とな!
*蕎麦粉とホタテのミルクレープ

4

出た、これまたオマージュですね。→アストランス
ふわっとモサッとスポンジ風。
リンゴのピュレをつけるとエレガントに。
(流れ的にここでもっと旨味を持ってきたほうが良いのかなあと後日思った)
*ロッシーニ

5
牛肉がじつに秀逸!エロス、しっとり、なめらか。
ここにもオマージュの欠片が。→フォアグラ削り節(楠本さん)
構成力はやはり古典料理の凄みを感じます。
断然魚派(カレもそのことは知っているはず)な自分ですが、これには参ったな。
キノコたちも旨味重ね。
しかし、これが前菜の位置づけって(笑)

赤に、昼間カレラが残していってくれたカレラを頂く。(ノリ使っあげたよ)
2004セレックだったか。
良いピノだ。ブルゴーニュの良質なドメーヌの1級クラスに相当する。

ご馳走様!!

ウォークインセラーも完備。暗くて良く見えなかったけど、棚は木製って言うのがいいね。
良くあるコーナンで売ってるエレクタじゃなく・・・
つーか、この店だいぶ金掛かってる!
3年もプーしといて何処にそんな金が???

8

*焼きリゾット

6

アツアツで沸騰状態は長く持続し、見るからオコゲが生成されていく。
純粋に楽しい。
チーズ、ベーコン、玉葱、それに極上のダシ。
これも旨味の重ね合わせ。

*ビュルゴーの鴨、ヘーゼルナッツ、栗

7

鴨は申し分ない火入れ(若干皮が炭化臭がしたが)
ナッツも単体で美味しいのだが、いかんせん鴨とのマッチアップはトータル水分が足りない。
ソースが欲しかったな。あるいは、粗塩を。

*フルムダンベールのアイス、KAKI

9

濃厚なれどスッキリ。
この組み合わせも師匠譲り。

*小菓子

10
これらは特に可もなく不可もなし。
知り合いって言うフィルターを差し引いても料理はとても良かったと思う。
ハイテクや珍素材多用な見かけ倒しなことはせず、本質的な美味しさを追求しているのは、自分のベクトルとも共感する。
そして、カレが経験してきた偉大な料理人たちへのオマージュを込めてカレなりにカレのスタイル、モードも取り入れて仕上げている。
オマージュはこれまでの感謝の気持ちの表現でもあるでしょう。(割と人情に熱いオトコである)
ミシュラン関西的に言うと軽く一つ星は突破している料理。
この日は特にロッシーニは心に残る料理、いや今まででイチバンかも。再度お目に掛かりたい。

11

一人はきついなあと言うのはカレも重々承知で、今年一杯は二組限定。
なので、きめ細かなサービスができるのか心配だな。
そういうのにうるさい方は今は行かないほうが良い。
来年からソムリエが入る予定なので、それ以降にどうぞ。

帰り際も何だかちょっと照れくさかった(笑)
天満橋駅のほうがちょっと近いかも。

 大阪市北区東天満1-2-3金星ビル1F
 『La Kanro』
06-6242-8586

定休日は月曜で、日祝は昼のみ営業、その他は夜のみ営業。
コース料金;8千円、1万円

ガンバレ!

4 réflexions sur “La Kanro

  1. こんにちは。

    この場所自転車圏内。かなりうれしいです。

    ちなみにJR東西線の大阪天満宮駅じゃないかな~。

  2. 見た目繊細でキラキラしてるけど、あまりそれを前面に出さない感じ、ですね。
    シェフのお人柄が見える感じがします。(幻覚か?)
    アストランスの例のスペシャリテを、どんな感じで取り入れられているのか、食べてみたいです。

Répondre

Entrez vos coordonnées ci-dessous ou cliquez sur une icône pour vous connecter:

Logo WordPress.com

Vous commentez à l'aide de votre compte WordPress.com. Déconnexion /  Changer )

Photo Google

Vous commentez à l'aide de votre compte Google. Déconnexion /  Changer )

Image Twitter

Vous commentez à l'aide de votre compte Twitter. Déconnexion /  Changer )

Photo Facebook

Vous commentez à l'aide de votre compte Facebook. Déconnexion /  Changer )

Connexion à %s