Paul Bocuse, Auberge du Pont de Collonges

あの狂ったようなド派手で悪趣味な風雲たけし城のような外装、進化を止めた今となっては古過ぎる料理、あまりにも有名だからミシュランは仕方なく三ツ星を与え続けてるのだろう。
クラシックで言えばランブロワジーの圧勝じゃね?
今までボキューズに抱いていてイメージはそんなところだ。
死ぬまでに一回は行っとかないとね、それにずーっと、何か欠けてる気がしてたんですよね。
フランス料理を愛し続けて20数年、もうその愛も終焉を向かいつつある中、最後のピースを求めて。なーんちって。

 

リヨン中心からRhône川沿いをタクで10分か15分くらいで到着。

 

ポール、来たで~!!!

そうそう、年中無休ってのもゴイスー!
ドンキかっ!

 

 

 

タクシーを降りると、ハイテンションな黒人のヴォワチュリエがお出迎え。
一通り撮影にお付き合いしてくれ、立ち位置など細かく指導してくれる(笑)
この時点で、ここは食の、ボキューズのテーマパークであることを刷り込まれるようだ(笑)(まるでDLでのミッキーとの撮影)
外壁のイラストは、リヨンならではのトロンプ・ロイユ的アート?
最初、恥ずかしかったがだんだん慣れてくる(笑)

 

 

玄関入って正面のサルに通される。

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この椅子の座り心地は史上一位かもしれない。

隣の自然光が入るサルのほうが気持ちよさ気でしたが、平日昼と言うこともあり満席でも無いのでサービスしやすいようにこのサルに集中さ
ビルカール・サルモンのロゼで乾杯。(白はモエでした)

 

ワインリストはグランドメゾンにありがちな百科事典並に大きく重く見づらいやつ(笑)
しかしこの重さにも意味があるように思う。
持って帰ってゆっくりと眺めたい。
ご当地ワインの品揃えは豊富でリーズナブルだ。特にボージョレ。
珍しい白があったのでそれを取る。

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これ、すごい美味しかったなあ。

なんていうかナチュラル(bioという意味ではなく)、素朴な化粧っ気のないシャルドネで、ミネラル感があって果実味もふくよかでフレッシュ。

良いの選んでるなあ。

ソムリエ氏に、美味しいっつったら、照れながらも誇らしげ。

 

 

 

 

 

Amusue

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トマトのスープ、アヴォカのムース、クルヴェット

いきなり、ワンダーランド(笑)

でも意外とこのお皿、実物見ると質感がとても良い(あたりまえか)

見た目、古っ!で、死んでるかと思いきや生きてました!!旨さのツボをしっかりと押さえた純粋な味。

とくにスープですね。

 

ボキューズ予習として、大阪市の図書館で有りったけのボキューズ本をチェックした。
料理本は全く役立たず、、、ボキューズ自伝はまあまあ面白かったんだけど、中盤からご自身のダイエット話中心になって、ちょっと困惑。
なので、あんまり予習になりませんでした(笑)

 

 

 

 

Soupe aux truffes noires V.G.E. (plat créé pour l’Elysée en 1975). 85

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サービスが言った通り、本当に熱かった。
常套句である「パイにナイフを入れた瞬間に立ち上るトリュフの香り」は、感じない。
うっすら、香るか香らないかくらい。
これは黒トリュフの季節を外しているからだろう、2月なら最高だったに違いない?
トリュフの他に、フォアグラ、ブッフ、根菜などが入っている。

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完成されてますね。
トリュフ以外は文句の付けようがない。

大統領ーー!!(ジャック・バウアー)

 

 

Rouget barbet en écailles de pommes de terre croustillantes. 62

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これもじつに熱かった!!

フランスでここまで熱い料理は初めてかも。

ジャガイモがカリカリでバターじゅわ。
超美味い!

ルージェの質も高くフレッシュで、身が純白で美しく、シューシー。
日本人的にも満足行くレベル。

 

 

ソースも美味い美味い。

これ、日本人にはドンズバな味だと思います。

 

ただし、二尾も要らない!(笑)
でも、余裕で完食。

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ガルニの野菜も最高だな。

バターの香り、しっかりと的確に火が入っていて。
フロマージュもいけたが、30ユーロの元を取る自信は無かったのでパス。

 

隣はスズキのパイ包みだ。
子供の頃、料理天国で見て以来かも?
デカイ、、、二人であのサイズは危険だ。(狂)
4,5人でシェアすべきだろう。

 

そして、驚きは、、パンとバターが完璧過ぎたこと!!

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生涯で一番美味かった。
日本で言うと、ゴハンと味噌汁が完璧と言うことだ。
完璧なパン・ブロンと完璧なブール。
パンでここまで感動するとは。。。

 

もう何処に行っても、酸っぱいカンパーニュばっかり、濃いーし塩辛いバターばっかりで辟易。
あんな酸っぱいパンの何処が旨いのかさっぱりわかりませんし、料理に合うとも思えません。料理無しなら、この組み合わせはアリかもと思うのですが。

 

 

 

*チョコのムース

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頼んでませんけど、デフォルトで出てくるみたいです。

はい、ガッチリ美味いです!!

 

 

*お茶菓子

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デザートはこれで十分です。
チョコはベルナシオン、なるほど。

 

シャリオの行進は見ごたえありましたが(笑)

 

 

 

ヴォリュームが多くて死ぬと言うのはウソです。(ちょっとビビってました(笑)
オーダーの仕方が悪いだけだと思います。
無理にコースなんて頼まずに、前菜+メイン、メインou前菜+デセール、でも良いでしょう。
ある意味、フランスとフランス料理をあまり理解していないというのもある。

 

 

館内は至る所にボキューズ。
ウォーリーを探せ状態です(笑)

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何体居るか数えてみたい。。。

 

食後、もちろん厨房見学ツアーもあります。
広い!!

至れり尽くせり。

 

 

 

偉大なレジェンドは今年で89歳、この日はレストランに居なかった。会いたかったなあ。いつ、スモークを炊いたゴンドラから現れても不思議でなかったのに!代わりにマダムが席を廻りご挨拶。

 

 

直感で瞬時に即興で創作するシェフも居る。
それはそれで面白いし楽しい。
料理の満足度は味だけではなくそう言った楽しさも加味されるから。

ボキューズの料理は圧倒的に本質的な旨味が多い。
本能に訴える料理。それがボキューズ。

彼へのトリビュートだ。
このレストランに三ツ星を与え続けたシュランは正しかった。今年でちょうど50年!!!
一度きりのランチだけど、たぶん間違いない。
もちろん、今の潮流を否定するわけではない。
それはそれ、これはこれ。
ただ、何十年も変わらず残ったものには大きな意味があると言うこと。
世の一流品を見ても明白だ。
いつまで経っても美しいものは輝き続ける。
そして、文化と呼ばれるようになる。
伝統を今風にアレンジすべし、なーんて偉そうに吹いてた頃が超恥ずかしい。
本当に良い物、本物にアレンジは不要なのだ。

 

おそらくもう二度と訪れることはないと思う。。。

もう満足しちゃったな。

これでフランスに思い残すこともなくなった。

 

 

そういえば、ご子息はいらっしゃらないのだろうか??
和歌山のグランシェフ、養子に行けば?(笑)

6 réflexions sur “Paul Bocuse, Auberge du Pont de Collonges

  1. 僕も10年前くらいに1度行ったきりですが、そこで満足してしまいました(笑)
    これが本当のフランス料理!なんだと思います。

    次回は是非ボージョレの方へも!Jean-Paul Brun 行きましょっ!

  2. 見応えあるレポートを有難うございます。
    ここ、私がまだ20になったばかりのピチピチな時に何も分からず連れていかれました。
    あのスープ、あの魚料理、だけは覚えています。きっと美味しかったから覚えているんだと思います。
    もうお出ましじゃないんですね。
    白ワインもすごく惹かれます。
    それにしても、連日こんなお食事をし続けられる体力がうらやましいです。

    • フランスにお住まいなら簡単にいけますね!
      羨ましいです!!

      体力は。。。うーん、1日一食なら余裕ですよ。
      お酒控えめにしたら全然大丈夫です。

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